□ モンクレールとは?
近年、冬になると多くの人が同じブランドの ダウン ウェアを着ている姿を目にします。それは10万円以上は当たり前と、決してお手頃な価格ではないながらも、2006年ころから爆発的な人気となった【MONCLER(モンクレール)】というダウンウェアです。
このモンクレーのダウンですが、その価格とは対照的に、買いたくても買えないという人が続出し、ヤフオク(Yahoo!オークション)などのネットオークションなどで定価の2倍以上というプレミア価格で取引されることも珍しくありませんでした。
さらに、このモンクレールのダウンジャケットは模倣品、いわゆる偽物も流通し出し、良い意味でも悪い意味でも世間を騒がせることが珍しくありません。
当サイトでは、このモンクレーのダウンウェアのご紹介と、偽物の見分け方、さらにはお手入れ方法までをご紹介させていただきます。
□ モンクレールの誕生
モンクレールの創業は1952年に遡ります。
1952年、フランスはグルノーブル郊外の小さな村であるモネステ・ド・クレアモン(MonestierdeClermont)で生まれたダウンジャケットです。
このモンクレールのダウンジャケットですが、最初から ダウン ウェアの製造を行っていたわけではなく、もともとはテントやシェラフ、ウェアといった登山家の装備を手掛ける企業でした。
その企業が、製品の製造工場で働くスタッフの防寒用にと作った手足を出せるシェラフが今日の ダウン ウェアの原型となっています。
□ 登山家へのモンクレールの提供
モンクレーの ダウン ウェアの原型は、もともとは工場のスタッフのために生まれたウェアですが、そのウェアはあることを機に劇的な転機を迎えます。
それは、レネ・ラミヨンとアンドレ・バンサンという二人の創業者が世界的なアルピニストであるリオネル・テレイと出会ったことによります。
モンクレールはフランス人として初めてヒマラヤの登頂に成功したリオネル・テレイをテクニカルアドバイザーに迎え、創業者の二人は、アルピニストの求める可動性と、軽量であることと、その保温性を実現するべく、何度も試行錯誤を重ね、その結果、モンクレールは実際の登頂隊に装備を提供して絶大な信頼を得ることに成功しました。
モンクレーの成功は、例えば1954年のイタリアのカラコルム登頂隊、1955年フランスのマカル登頂隊、1964年アメリカのアラスカ遠征隊などに装備を提供して、モンクレーは絶大な支持を得ることに成功しました。
□ モンクレールのシンボルマーク
そして、1968年、映画「白い恋人達」で知られるグルノーブルオリンピックでは、モンクレールの ダウン ウェアはフランスのナショナルチームの公式ウェアに認定されました。
そして、このオリンピックから、フランスの国鳥である「オンドリ」がモンクレーのシンボルマークとなり、さらには商標として使われるまでにもなりました。
その結果、ついにモンクレールは世界中で認知される ダウン ウェアブランドとなったのです。
□ 現在のモンクレール
モンクレールの名前は創業の地名の一部である[MON]と[CLER]を組み合わせてモンクレール[MONCLER]と名付けられました。そして、このブランドは、プレミアム ダウン ウェアとしてヨーロッパの上流階級から愛されてきました。
最高級の ダウン ウェアであるモンクレーは、製造が開始されてから半世紀以上経った今でもなお、名品の ダウン ウェアとしてその地位を確立しています。
1980年代には、登山家やスキーヤーといったプロフェッショナルのためのものであったモンクレールがパリのセレクトショップなどで扱われるようになり、モードとして脚光を浴び始めました。
そして、その人気はフランスを飛び越えて世界中に広がり、日本でも昨今、モンクレーはその高い品質に加え、デザインのファッション性からも大人気の ダウン ウェアとなっています。
モンクレーの ダウン ウェアは有名なタレントが着用していることでも人気を広げ、木村拓哉さんがドラマで着用したり、CanCamの人気モデルの蛯原友里さんが着用しています。
このように各方面から愛されるモンクレールは、今日に至るまで最高級のダウン製品を提供し続け、機能性だけでなく流行までもを取り入れたファッション性の高い ダウン ウェアの創作に力を入れ続けてきました。
さらに、モンクレールは ダウン ウェアだけでなく、アイテムの充実も図り、トータルルックとして完成されたファッションとなっています
こうしてモンクレーはファッションとしても流行を引っ張るブランドへと成長し、今の確固たる地位を築いているのです。